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持ち帰り仕事これって普通?
お金・制度

持ち帰り仕事・サービス残業、これって普通? 考え方と対処法

2026.9.30|ほいくの、つぎ。編集部

この記事のまとめ

  • 園の指示や、やらざるを得ない状況で行う作業は、労働時間にあたる場合がある
  • まずは「何に・どれだけ時間がかかっているか」を記録する
  • ICT化や分担の見直しが進んでいる園を選ぶのも、負担を減らす方法
もくじ
  1. 労働時間の考え方の基本
  2. まずは記録をとる
  3. 負担を減らすための対処法
  4. 働き方や園を変えるという選択肢
  5. 参考にした公的情報

行事前の壁面づくり、指導案や日誌、おたより、製作の準備。保育士の仕事は、子どもが帰ったあとや家に帰ってからも続きがちです。「みんなやっているから」と思っていても、本当にそれで大丈夫でしょうか。

労働時間の考え方の基本

厚生労働省のガイドラインでは、労働時間とは「使用者の指揮命令下に置かれている時間」とされています。はっきり指示された作業だけでなく、やらざるを得ない状況で行う作業(黙示の指示)も、労働時間にあたると考えられています。

たとえば、次のようなケースは注意が必要です。

  • 「行事までに壁面を仕上げて」と言われ、勤務時間内には終わらない量だった
  • 着替えや準備、片付けのために、始業前や終業後に職場にいることが事実上求められている
  • 研修への参加が事実上の義務なのに、勤務時間外に行われている

もちろん、個別のケースが労働時間にあたるかどうかは、状況によって判断が変わります。

まずは記録をとる

モヤモヤを感じたら、まずは1〜2週間、次のことをメモしてみましょう。

記録すること例
日付10月3日
作業の内容運動会の壁面づくり
かかった時間自宅で2時間
指示の有無主任から「来週までに」と言われた

記録があると、園長や主任に相談するときに、具体的に話ができます。

負担を減らすための対処法

  1. 分担の見直しを相談する:一人に偏っていないか、クラスや学年で分けられないか
  2. やり方を簡単にする:壁面や製作物を毎年使い回す、テンプレートを共有する
  3. ICT化を提案する:連絡帳や記録のアプリ化で、書く時間を減らせることがある
  4. 園の外に相談する:未払いの残業代など、園と話しても解決しない場合は、労働基準監督署や総合労働相談コーナーに相談できる

働き方や園を変えるという選択肢

持ち帰り仕事の量は、園によって本当に大きく違います。業務の効率化や分担に力を入れている園もあります。転職を考えるなら、見学や面接で「行事前の残業や持ち帰りはどのくらいありますか」と聞いてみましょう(いい園の見分け方チェックリスト)。

時間の負担そのものを減らしたいなら、時短やパート、派遣という働き方もあります(派遣・パート・時短という選択肢)。

参考にした公的情報

この記事は一般的な情報をまとめたもので、個別の労働問題への助言ではありません。職場のトラブルは、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナー(無料)などの公的な窓口にも相談できます。

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